小児はりと聞くと、こどもに鍼をするなんてと思うかもしれませんが、直接鍼を刺すのではなく皮膚鍼と呼ばれるささない鍼でやさしくさすります。こどもたちは気持ちよく、催促するようになります。
 小児はりはおこさまのいろいろな症状に適応することができます。今までには、夜尿症や喘息、疳の虫(かんのむし)、風邪、頭痛等の症状で来院されました。

 疳の虫は聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、キイキイと甲高い声で叫んだり、泣いたりという興奮した状態のことをいいます。子育て中のお母さんには手をこまねく場面ですよね。そんな時も、小児はりは興奮を鎮めおだやかな状態に導くことができます。また、夜泣きをしてなかなか寝てくれない時にもいいですよ。

 おこさんの感情は訴えられない体調からきていることもあります。お母さんの笑顔のお手伝いをしていけたら幸いです。どんな症状でもご相談ください